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2023年01月17日

愛知医科大学の「英語」の傾向と難易度

長文読解は内容は2016年度までは、比較的読みやすいものが中心ですが、設問はやや難しいものが多いです。空所補充問題がよく出題されますので、文章の前後なども含めて丁寧に読んでいくだけの読解力と丁寧に読もうとする気持ちが重要になります。

愛知医科大学の「英語」の傾向と難易度

目次

傾向

難易度

傾向

試験時間は2015年度までは100分でしたが、2016年度からは80分に変わりました。

150点満点です。

2015年度までは、記述式とマーク式の両方でしたが、2016年度はすべて記述式でした。2017~2021年度は、すべてマーク式でした。マーク式だから難易度が易化するというわけではなく、難易度はそれほど変わっていません。むしろ、2017年度から、長文の文章の難易度は上がっています。

大問6~8題のうち、2~4題が長文読解で構成されていますが、2015年度からは、長文読解が3題で落ち着いています。

難易度からみても長文の配点は高いことが予想されます。

長文読解の多くの問題は、4択の問題であり、語彙、文法、空所補充、記述式空所補充、語句整序が中心ですが、英文和訳、内容一致問題なども出題されています。

英文和訳は2011年度、2012年度、2014年度で出題されています。2017年度から全問マーク式ですので、英文和訳、和文英訳の問題の出題の可能性は高くありませんが、マーク式で出題される可能性もあります。

2009~2013年度まで出題されていた大問2の誤り指摘問題が2014年度以降は出題されていません。

長文読解についてです。

人文社会系の問題が中心ではありますが、テーマは様々なものが出題されています。医療系の長文読解は、以前は1997年度、1999年度、2001年度、2003年度のように1年おきに出題されていましたが、2003~2012年度まではしばらく出題されていませんでした。最近は、2013年度~2015年度は、1題ずつ、2016年度は2題、2017年度は1題、2018年度は1題、2019年度は1題、2020年度は1題、2021年度では2題出題されています。2022年度は、明らかな医療系の長文は絀題されませんでした。2013年度は空欄補充問題での医療系の文章です。2017年度は医療系、かつ、人文社会系の内容、2018年度は、医療系、かつ、自然科学系、かつ、人文社会系の内容、2019年度は、医療系、かつ、自然科学系の内容です。2020年度は医療系内容を含んだ自然科学系が1題、自然科学系、人文社会系の長文が各1題出題されています。後の文脈の理解を問う空所補充問題や内容一致問題などが中心に出題されています。2021年度は医療系が2題(うち一つは随筆小説系も含む)、人文社会系が1題出題されています。2022年度は自然科学系が1題、人文社会系が2題出題されています。空所補充問題、内容一致問題を中心に整序英作文、主題を問う問題等で構成されています。

文法、語彙問題は、空所補充、整序英作文の問題が出題されています。試験時間が長い年度では、文法、語彙問題の分量が増えたときもありますが、決して文法、語彙問題の難易度が上がっているわけではありません。会話中で用いられるイディオムや前置詞について、やや細かい内容が問われています。

難易度

長文読解:内容は2016年度までは、比較的読みやすいものが中心ですが、設問はやや難しいものが多いです。空所補充問題がよく出題されますので、文章の前後なども含めて丁寧に読んでいくだけの読解力と丁寧に読もうとする気持ちが重要になります。

問題量も多いので要領よく解いていくことも大切です。

2015年度は、難易度はそれ以前とほぼ同じですが、文法問題がやや易化、読解問題は記述式が増えた分やや難化しています。

2016年度は問題構成に長文大問の減少といった変化はあったものの、文章、設問などがやや難化しているものもあります。文法 語彙問題はやや易化しているため全体的には例年通りです。

2017年度~2022年度は文章の難易度も上がっています。

2017年度は長文読解問題が3題に増え、文章のテーマも多様で、難易度も上がっています。設問は空所補充、内容一致など例年通りの傾向です。文法、語彙問題は2016年度と比較するとやや難化しています。

2018年度は2017年度同様、難易度が高め、社会問題を含むテーマの長文が出題されており、文脈、内容理解を問う問題が中心に出題され、長文中の語句整序問題も難易度の高い問題が出題されています。

2017~2022年度は、ほぼ同じ難易度で、やや難です。

文法、語彙:決して難しい問題ではありませんが、空所補充、語句整序、共通語補充、単語記述など、いろいろなタイプの問題に慣れる必要はあります。

単語は2016年度までは、記述を求められる形式で出題されていましたので、基本的な単語はスペルまでしっかりと覚える必要がありました。2017年度からは、すべてマーク式ですが、2017~2022年度は引き続きスペリングの問題は出題されています。

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